ツェルニー30番-4
分散和音の練習ですね。
はじめに曲調をつかむために和音で通して弾く練習をしてみてもいいかもしれません。
そして、単なる分散和音の練習でなく拍頭が4分音符となっているのもミソですね。
1~8小節目はわりと拍頭が聞こえてきやすいと思のですが、9小節目以降は拍頭の音よりもそのほかの音のほうが高いのでどうしても拍頭の音が消えてしまいがちです。
しかも9小節目ピアノだし・・・
そして、この曲では全体にレガートを意識することが大切なのではないでしょうか。
ツェルニーはスタッカートを多用しているので、4番ほど左右にレガートがついている曲は珍しいです。
左右についていても1小節で1フレーズだったりするし・・・
その点、この曲は2or4小節で1フレーズなので流れが感じやすいですし、1小節目で書かれているようにレガートがより重要となってきます。
特にこの曲、左手が良い雰囲気つくっていると思いません?(笑)
右手に意識が集中しがちですが、左手も同じくらい聞いてあげましょう!
あ、テンポのこと書いてませんでしたね。
個人的には4分音符=144はかなりきつかったです。
最終的に1番弾きやすいと感じたのは4分音符=132くらいですかね。
ではでは・・・
花音